お知らせ

2012.12.18 トピックス

●社葬・お別れの会に関する 【現場レポート】 第3回「密葬とは」

~様々な観点から「生の声」をお届け~

社葬セミナーや施行現場または実際に社葬を経験されたお客様、
それぞれの観点から感じたこと・気付いた生の声をレポートします。

~セミナー担当者のつぶやき~

★公益社では社葬・お別れの会だけでなく、その前段階である『密葬のお手伝い』も数多くお手伝いさせていただいております。

密葬について、よくご質問を頂戴するのは
◎「お呼びする範囲は?」
◎「会社として、何をすべきでしょうか?」 などです。

▼今回はその密葬について記しましたので、ご一読いただければ幸いです。

①密葬とは??

「密葬」と聞いて皆様はどの様な葬儀を連想されますか?
本来の意味は、後日「本葬」を行なう事を前提とし、主に近親者のみで行う葬儀を指すとされています。
しかし最近、メディアやインターネットを通じ曖昧な情報が氾濫しており、先日のテレビの中でも、文字から受ける印象をそのままに、密葬のことを「密かに行う葬儀」と述べている場面が見受けられました。

本来の意味からしますと「密葬を近親者のみで行います」とご案内した場合、受け手側としては「本葬がある」と解釈します。
これにより取引先などでは「後日、本葬の案内があるから密葬には参列しないでおこう」といった判断がくだされます。
しかし、意味を取り違えたままの場合、そのまま本葬が行われないという事態も想定され、ご遺族や会社の取引先との関係を悪化させる要因にもなり兼ねないので注意が必要です。

②近親者とは??

では次に「近親者」とはどの範囲を示すのでしょうか?一般的には「近親者=血縁関係・身内」と連想されるのですが、これでは「身内ではないけれども、非常に親しい間柄であった方」が含まれなくなります。
そこでご担当者様としては近親者の解釈を「本当に親しかった方」「本当に偲んでいただきたい方」というレベルまで広げて、ご遺族とご連絡先を打合せされるのが良いのではないでしょうか。

こういった観点からご連絡先を選定すると、公私ともお付き合いのあった重要なお取引先に密葬が済んで本葬の連絡を入れたところ、「なぜ最期にお顔を見てお別れをさせてくれなかったのか」と、お叱りを受けることもなくなります。

③その他の注意点は??

とは言え、誰彼構わず呼んでもいいと言うわけでもありません。
会社側として先々を見据えた上で、密葬に呼ばなくてはならない方=「お顔を見てお別れをしていただきたい方」と限定してお呼びするほうが良いという事です。
またお伝えする際に「身内のみの密葬ですが、貴方は関係が深かったので特別に列席してほしい」旨をしっかりとお伝えし、ご理解いただくことが重要です。そうしないと情報がいたずらに広がり、沢山の参列者となってしまった結果、密葬が密葬でなくなりご遺族にも迷惑をかけてしまうことになるからです。

一方でご遺族からの強い意向などにより、取引先には一切知らせないと言う場合もあります。
となれば、会社側がお手伝いすることは無いかも知れません。しかしながら以後の本葬の準備において、ご遺族への依頼・確認事項も数多くあることから密葬を通じたご遺族との信頼関係の構築は重要になります。滞りない本葬を実現するために、お手伝いを申し出て可能な限りコミュニケーションをとっておくとよいでしょう。

④「社員は家族だ・・」

最後にこれからご紹介するのは、最近経験した参列者500名の密葬の実例です。
これは故人様と現社長(ご子息)の「社員は家族だ!!」というお考えがあり、「本当に偲んでほしい近親者」として社員全員が参列されたからです。

「取引先には原則、本葬をご案内する」ことで統一するなど明確な合意がなされ、密葬・本葬とも充実した葬送の時となりました。
何が正解という答えはありませんが、その企業文化が反映されたよい密葬だなと感じました。

「葬儀」も時代によって日々変化しており「形式へのこだわり」が段々と和らぎつつあります。
反面、最低限守らなければならないことや大切にすべき真意が疎かになってしまう場合も見受けられます。
「和らげる面と守るべきこと」その境目はどこにあるのでしょうか?
これは、安易に答えを出せることではありません。

しかし、その境目を見つけ皆様が最適な判断をくだせるようにサポートするのが我々の役目です。
私たちは「御社の場合はこの様なことから、こうされるのが良いでしょう」と、具体的にご提案いたします。
葬儀に関しては「実際に直面してみないと分からない面」が多々ありますので、私たちの豊富な経験が必ず役に立つと感じます。

少しでも不安や心配事があれば、遠慮なくお問合せください。
年間9,000件を超える葬儀をお手伝いしている弊社だからこそ、ご提供できるサービスがあります。

ぜひ一度、お気軽にお声掛けください。
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