創業者の奥様は「家族だけでお別れをしたい。」創業者の長男である社長は、「お世話になった方々へ謝意を表し、故人と最期のお別れをして欲しい。」
――そんな二つの思いにこたえた公益社ならではの合同葬『エニシエ』の事例です。
そこで公益社からは『エニシエ』をご提案しました。これは公益社独自の「合同葬」のスタイルです。
通常の合同葬では、通夜・葬儀とも家族だけでなく社内外の関係者の方々も一緒に参列し、故人とお別れをします。『エニシエ』では、ご家族だけでまず通夜を行い、その後時間を分けて一般の方の参列を受付けます。無宗教式にも対応でき、ご要望に合わせて進行や形式を様々にアレンジできます。
奥様と社長様お二人の希望がかなえられるということで、この提案が採用されました。
この合同葬について
ご遺族と会社側で意見が分かれてしまうというのは、これまでも何度かご相談を受けました。オーナー企業ですと、家族内でも立場の違いから意見が分かれてしまうことがあります。このような時に、どちらをとるかではなく、どちらのご意向も尊重したいと考え既存の枠にとらわれずに様々な方法を模索します。このケースでは喪主と社長の折り合いがつき、お二方より感謝の言葉をいただくことができました。