仏式のお参りの仕方である焼香の作法についてご説明します。
お参りの仕方は宗教・宗派によって異なり、仏式であれば「焼香」、神式であれば「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」、キリスト教式や無宗教であれば「献花」をするのが一般的です。ここでは仏式の焼香の作法についてご説明します。
仏事では抹香(粉状のお香)をたくのが正式です。抹香でのお参りは主に立って行われますが、座って行う場合も焼香の作法は同じです。
※宗教・宗派によって作法が異なる場合があります。
①焼香台の少し手前で遺族と僧侶に一例。焼香台の前に進み一礼。
②数珠を左手にかけます。右手で抹香をつまみ、額におしいただく。
③抹香を静かに香炉の墨の上にくべます。
④合掌後、少し下がり遺族に一礼して席に戻ります。
日常のお参りにはお線香が用いられます。
①焼香台の少し手前で遺族と僧侶に一礼。焼香台の前に進み、一礼。
②数珠を左手にかけます。ろうそくで線香に火をつけ、香炉に立てます。本数は1本が一般的です。
焼香の回数は、宗教・宗派によって異なります。
●浄土真宗本願寺派 1回
●浄土真宗大谷派 2回
●浄土宗 1~3回(特に決まりはありません)
●真言宗 3回
●曹洞宗 2回
●臨済宗 1回
●日蓮宗 1回か3回(特に決まりはありません)
●天台宗 1回か3回(特に決まりはありません)
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