社葬の知恵袋

【社葬・お別れの会の通知をもらったら】「弔電」の意味と送り方

お別れの会や社葬における「弔電」の役割と、送るタイミングや宛名についてご案内いたします。

【社葬・お別れの会の通知をもらったら】「弔電」の意味と送り方

弔電には、関係企業の発展を支えた故人に対し、いち早く弔意を示すための電報という意味合いがあります。そのため弔電を送る際は本文の内容を練る以上に、届けるべき宛先にいち早く届けることが重要です。
社葬やお別れの会の場合、企業に対して通知状が届き社葬の日程や場所についての案内があります。個人の葬儀とは異なり、社葬やお別れの会の場合には案内から社葬までの期間が長いため、いつ送ればよいのか悩まれることも多いようですが、通知を受けたらすぐに出すのがよいでしょう。
参列のかわりに供花や弔電のみを送るという場合もありますが、弔電や供花を送って参列するのが最も丁寧な形になります。

弔電の宛名と送り先

送り先を社葬やお別れの会の式場宛てにすることも多くみられますが、通知をもらったらすぐに、社葬の「葬儀委員長」ないしは「お別れの会委員長」宛てに故人の会社(葬儀委員長の所属企業)へ届けましょう。受け取った側も時間に余裕を持って整理することができます。
訃報の段階で連絡が入り、密葬に参列するという場合には喪主宛にご自宅へ弔電を送りますが、ご家族がご関係をご存じない場合もあります。喪主やご家族が弔電を見てどのような関係者からの弔電なのかが分かるように企業名や役職を明記しておきましょう。会社のお手伝いが入っているのであれば会社宛に送ってもよいでしょう。特に、お別れの会・社葬においては、会社へ故人への弔意を伝えることが大切です。なお密葬で弔電を出したら後日の社葬やお別れの会に改めて送る必要はありません。

社葬やお別れの会の弔電の書式

社葬やお別れの会の弔電の書式

●宛名
個人葬における弔電は喪主に対して送るものですが、社葬やお別れの会の弔電は「葬儀委員長」「お別れの会委員長」宛への送付をお勧めします。密葬や合同葬の知らせを受けた際は、故人との関係により喪主宛に送る場合もあります。喪主との面識がなく、面識のある遺族宛に送る場合には「○○(喪主氏名)様方□□様」とします。

●届け先
社葬やお別れの会の開催式場ではなく、主催企業の住所へ送ります。

●差出人氏名
弔電の差出人氏名は通知を受けた人の名で、通常は代表取締役社長などの会社の代表者名です。弔電拝読を想定し、氏名にはふりがなを添える先方への配慮も大切です。連名で送ることは避けます。

●電文内容
凝った文章にする必要はありませんが、文中の敬称や関係性の表現に齟齬がないよう注意し、書式や内容に失礼がないよう配慮しましょう。

《弔電に用いる故人の尊称》
喪主宛に送る場合、喪主と故人の関係により故人の尊称が変わります。
喪主から見た故人:尊称
夫:ご主人様
妻:ご令室様
父:ご尊父様
母:ご母堂様
例)ご尊父様のご逝去を悼み謹んでお悔やみ申し上げます

葬儀委員長やお別れの会委員長に送る場合には、故人の役職を用います。
例)名誉会長○○様のご逝去の報に接し謹んで哀悼の意を捧げます。永年にわたる格別のご懇情に厚く御礼申し上げますと共に心から名誉会長のご冥福をお祈り申し上げます。

公益社では社葬やお別れの会の社内準備だけでなく、関係企業の社葬に参列する際のアドバイスも承っております。弔電の送り方や枕花の手配などの弔事対応についても、どうぞお気軽にお問合せください。

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