供花をいただいたら

社葬における供花の取扱についてご説明します。

供花はお花に贈り主の札を立て、式当日に祭壇周りに並べるのが一般的です。社葬やお別れの会で多くの供花を受ける場合や、式場の設えや祭壇を含めた会場のコーディネートの観点などから、花とは別の場所に「芳名板」で贈り主名を掲示する方法もあります。お花の数と同数の札を出す場合、お花の数にかかわらずお一人一つのみ掲示する場合があります。
供花を式場に並べる際には、並べる順番が重要です。上座から、関係の深い方、重鎮の方などを並べることが多く、社葬の場合には各社との関係など様々な配慮が必要となります。芳名板の場合には、五十音順で並べるとわかりやすく角が立ちませんし、直前の追加などの急な変更にも対応可能です。
後日御礼や挨拶ができるよう、手配している葬儀社に注文状況を確認し、当日すべて間違いなく供花が出ているか、札を写真に撮るなどして確認しておきます。