暑い季節の「お別れの会」の服装はクールビズ?
ビジネスの場では「クールビズ」が定着してきましたが、暑い季節のお別れの会の服装はどうすればよいのでしょうか?
お別れの会案内状には、服装について「平服でお越しください」と書かれていることがあります。「平服」とはどのような服装なのか、また「クールビズ」の時期のお別れの会にはどのような服装がふさわしいのでしょうか。
お別れの会の服装とは
ホテルで行われる「お別れの会」は、会食の場だけ見ればパーティーのように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、本質は「社葬」であり、故人を偲び顕彰する儀礼行事です。祭壇を設え、献花を行い、故人を追悼する場であるということを考えると、暑い時期であっても追悼の場にふさわしい服装で参列することがマナーであるといえます。あらたまった装いで参列することはそのまま弔意を示すことになります。
では通常のお別れの会にふさわしい服装とはどのようなものでしょうか。
お別れの会に参列する「平服」とは
お別れの会の案内状には、服装について「平服でお越しください」と書かれていることがあります。この「平服」は、モーニングなどの正装、あるいは喪服・礼服ほどにあらたまった服装ではなくともよいという意味合いです。ポロシャツやジーンズなどの普段着という意味ではありません。
具体的には、男性ならダークスーツ(ビジネススーツのグレー・濃紺など)、女性ならブラック・ネイビー・グレーなどの控えめな色のスーツやワンピースです。女性はスーツはスカートでもパンツスーツでも問題ありませんが、ワンピースを着用する際には袖付きか上着があるものがよいでしょう。
この「平服でお越しください」という一文が付されるようになった背景には、「格式にこだわらずにお越しください」という参会者への配慮と、弔事以外にも催しを行っているホテル側の意向を受けてという2つの理由が関係しています。このことからお別れの会の案内状では参会者に、ダークスーツの着用をすすめるようになりました。
夏のお別れの会の参列
「お別れの会」は季節を問わず、開催されます。オフィスではクールビズが定着してきており、夏場は軽装で過ごしている方も多いでしょう。ではお別れの会の服装もクールビズに倣い、ノーネクタイ・ノージャケットでもよいのでしょうか。
主催者側も暑い季節には「駅から近い会場を選定する」など、様々な気遣いをされています。服装に関しても同様で、お迎えする側として主催者代表はモーニング、実行委員(社員)は略礼服と、身だしなみを整えてお迎えすることが基本です。
夏場であっても参会側としては、お悔みの場への参会であることを心がけた服装として、ネクタイとジャケットを着用することが望ましいと言えるでしょう。
お別れの会の多くはホテルで行われ、ホテル内は快適な温度に保たれていますが、暑い季節には移動中に汗をかいてしまうということもあり得ます。服装がマナーに沿っていても、大量の汗をかいた状態で受付をするのはスマートではありません。移動時間に余裕をもって、到着後に着替えるか、クールダウンする時間を取るようにするとよいでしょう。
もし判断に迷われる際には、公益社にお問合せください。その状況に合わせアドバイスさせていただきます。